「紅色の関係」シリーズ紹介
歪んだ約束を結ぶ兄弟、二人に翻弄される少年という、3人の異常な三角関係の話。シリーズの名の由来は、キャラ3人が全員『あかいろ』系統の名前だから、というだけ。サイト改装にともないシリーズ名改名。
キャラ
淺緋朱華 アサヒ・ハネズ。憐香を愛しているものの、『約束』の為にその思いを口にする事は滅多にない。憐香を常に気にかけ、労わっているが、嫌われていると思っている。あまり感情を表に出さず、冷徹なイメージ。
淺緋蘇芳 アサヒ・スオウ。朱華の兄。歪んだ愛情で憐香を縛り、『身体だけの関係なら憐香に触れる事を許す』という約束をしている。朱華を憎んでいる節がある。普段は穏やかな笑みを崩さないが、暴力的な所がある。
潤憐香 ウルミ・レンガ。蘇芳の『所有物』。強気で生意気で感情をそのまま口に出す為、後悔する事も多い。朱華の事を想っていながらも、蘇芳から『なぜか』離れる事が出来ない。色素が薄いのか、濃い鼠色の髪をしている。
余談  ()の中が正式名称。*
淺緋(浅緋)色 あさきあけ、と読む。緋色の薄い色でくすんだ色。黄みを帯びている。
朱華色 明るい紫を帯びた赤色の事。黄味のない薄い赤色。くすんだピンク色。
蘇芳 紫みのある、くすんだ赤色。はねずよりも濃い。衣服令では紫に次ぐ高貴な色とされていた。
潤(潤朱) うるみしゅ、と読む。くすんだ黄みの赤。うるみとは「透明でない。濁った。」という意味。
憐香(煉瓦)色 憐香は作者の当て字。暗い黄赤。あかいろではなく、だいだいいろ系統。赤煉瓦のような色。
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*余談における正式名称とは、参考サイト様にて記載・紹介されているものをそれとする。
参考サイト様→ http://www.studio-mana.com/ 日本の伝統色より。