『14.Night【夜】』
君の声が聞こえる。 苦しみに喘いで汗に濡れて。 躰中が軋んで、悲鳴を上げてる。 自分の躰を抱き締めて、収まるのをずっと待ってる。
知らないフリは何時まで続けられるだろう。 泣いている君を抱き締めてもやれないこの両腕。
だってこの両腕は君を殺す為にある。 背中合わせで眠る夜。 知らないフリは何時まで続けられるだろう。
補足説明をすると、この場合の君=ルクは一応断髪後。 直後、ぐらいですかね。まだカースロット云々が解けてない頃かな。 知らないフリってのは、自分の感情やら過去を隠してる事やら何やらうんやら。 あいかわらず短文で恐縮ですが、有難う御座いました(2006/05/27)